2014-07-27

毛公は剣の達人・・

 戦国四君の一人、信陵君(しんりょうくん)が趙の邯鄲にいた時、毛公と薛公(せつこう)という二人の賢人と交わりを結びます。後に、信陵君の母国の魏が秦に侵攻されて危機に陥ったとき、魏からは帰国を促す使者が何度も来ました。しかし、信陵君は自国(魏)の将軍を斬ってその兵を率いて趙の救援にやってきたといういきさつがあるため、許されるはずが無いと思って使者に会わなかったのです。それどころか食客にも「使者を取り次ぐものは斬る」とまで言ったため、帰国を促す進言をする食客は一人もいませんでした。

 ところが、毛公と薛公は恐れることなく信陵君に会い、母国の危機を救わない非を咎めます。諭された信陵君は帰国し、結果的に五カ国連合軍を率いて秦を撃退します。秦王の嬴子楚(えいしそ、荘襄王)はその心労が加わってその年に身まかり、代わって嬴政(えいせい、始皇帝)が即位しました。つまりは、毛公と薛公の進言によって、歴史が大きく動いたといっても過言では無いでしょう。

 さて、それほど歴史に影響を与えた人物となると、進言だけで終わらせるはもったいないという気がします。もうちょっと人物の描写をしてみるかと思い、ストーリーを練ってみました。
 薛公の方は、残念ながら単独のストーリー1つしか思いつきませんでした。
 毛公の方は、剣の達人にして楊端和(ようたんわ、李信の義兄弟の一人)の剣の師匠という設定にしたところ、次々に色々な人物と関わって何度か登場することになりました(下図参照)。

毛公の関わり


テーマ : 歴史・時代小説
ジャンル : 本・雑誌

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浅水伸彦

Author:浅水伸彦
李信の小説を読みたいのになかなか出てこないので、自分で書いてしまいました。

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