2014-08-03

返本率76%

 半年たって、出版社(V2)から配本状況の連絡がありました。下のグラフ(上側)に示すとおり印刷1500冊のうち、取次店による配本実績が54%、出版元営業さんが注文をとったのが5%、補充の推定値(直販含む)が2%、合計61%(928冊)が書店へ卸されています。

 結果として半年間に返本されなかった本、つまり売れた本と市中在庫の合計は224冊だと連絡がありました。返本率は、実に76%になる計算です。最初のブログ記事に「初回配本が売れても補充なし」と書きましたが、実態は「返本したから補充なし」が大多数だったようです。

 市中在庫は、ネット見れる範囲では50冊程度です。それらは大手書店で占められているので、その他は少ないと考えて市中在庫74冊とすれば実売は150冊になります。逆にワーストケースとして、補充があった書店だけが実売したと考えるとネットから見た状況では50冊どまりになります。

 つまり、実売は50~150冊の範囲ということで、根拠はありませんが間を取って100冊が実売だと考えています。


配本実績


 ちなみに配本予定は上のグラフ(下側)で考えていました。これは出版社さんのホームページに記載された比率より少なめに計算した値です。実績がそれより下回ったのは残念です。

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ジャンル : 本・雑誌

2014-08-12

「なか見!検索」対応

 アマゾンの「なか見!検索」に対応しました。最初の22ページを見ることができます。

 4~14ページが目次です。出生から65歳まで、毎年の出来事をタイトルにしています。
 17~22ページが本文です。李信が生まれた年のほぼ全部を読めます。

 「なか見!検索」に対応してもらう費用はV2ソリューションさんの場合2000円+税でした。最初から対応することも考えましたが、できれば本屋さんで読んでもらいたいと思って委託配本期間が終わるのを待っていました。

 委託配本期間は6ヶ月あるのですが、実際には1~2ヶ月で大半が返本されるようです。1週間程度での返本も珍しくは無いそうで、店頭で目に触れる機会はかなり少なかったと思われます。そういう点からすると、もっと早く「なか見!検索」に対応したほうが良かったのかもしれません。

 もっとも「なか見!検索」は立ち読みと違って読める範囲が限られています。もう少し読みたいとか、最後の地名一覧を見てから買うかどうか決めたい方は、図書館でリクエストするか、もよりの在庫店へどうぞ。ありがたいことに委託配本期間を過ぎても在庫が残っている店があります。中には3回補充していただいた書店も4店舗あます。

補充回数

 上のグラフは、ネットで在庫を見れる書店で、現在在庫がある書店の補充回数を示したものです。在庫切れして1週間~1ヶ月ぐらいで補充されています。初回在庫(補充なし)が過半数を占めていますが、配本が3~5冊と多かったために残っているケースもありますので、その店舗で全く売れてないとは限りません。

 残念なことに1回以上の補充がありながら、その後在庫切れが1ヶ月以上続いている店舗が5店あります。実売実績があったらぜひ補充をお願いします→書店様m(_ _)m

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2014-08-18

恋する李小女

 李信には妹がいます。生まれたときは特に名づけられなく、しばらくして父親が小女と呼ぶようになり、それが名前となりました。
 当時、生まれた子に名前をつけないのは珍しいことではなく、漢帝国を建てた劉邦ですら兄、父母含めてまともな名前は伝わっていません。李信が生まれた李家村は全員李姓なので名が無いと困るということで当主には名があったようです。でも当主以外は、誰々の妻、長男、先代というような言い方で済ましていたようです。

 小女という名は、体を表すということで、まさに小さい女の子という意味です。でもそれは相対的にってことで、村一番の巨漢の父と並の男より大きな母(名前はもちろん体を表して”大女”)と比べればということです。
 ですから成長すると小女という名とは裏腹にどでかい体つきとなり、咸陽に住むころには将女というあだ名が付くほどになっていました。

 体つきはどでかくても娘は娘、年頃になれば恋もします。数えで16歳のときに、李信の家に遊びに来ていた義兄弟の楊端和(ようたんわ)を見初めて恋に陥ります。楊端和は没落したとはいえ貴族の出ですから、きっと品の良い顔立ちをしていたのでしょう。今も昔もやっぱイケメンはもてるのです。でもその恋は成就しません。

 ところで、数えで16歳というと、当時では婚期を逸しつつある部類に入っていたのかもしれません。当時は女性のしるしが出たら(12,13歳あたりで)嫁がせることが多かったらしく、後に「14歳以上で嫁いで無い女性には税金を課す」というお触れが出たこともあったぐらいです。

 さて、李少女が次に恋をしたのは数えで18歳のときです。相手はやはり李信の家に遊びに来ていた義兄弟の桓齮(かんき)でした。桓齮は30歳も間近の渋いおじさんで、まぁいわゆる大人の魅力に引かれたというところでしょうか。ま、この恋も実りませんでした。

 結局、李少女は数えで22歳のときに李信の義兄弟の羌瘣(きょうかい)へ嫁ぎました。五人の子宝に恵まれ、夫婦仲もまずまずで幸せに暮らしましたとさ(めでたし、めでたし) 詳しくは本書をぜひご一読ください(^^;

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浅水伸彦

Author:浅水伸彦
李信の小説を読みたいのになかなか出てこないので、自分で書いてしまいました。

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