2015-03-01

李信誕生~五歳までの地名

登場地名をグーグルのマイマップにマークしてみました。
とりあえず誕生から五歳までです。五台山の南西の李家村を李信の出生地としています。以下五歳までのあらすじです。

李信が生まれる3年前に父親の李善(当時匈奴の将)は、雁門関の北東付近から長城を越えて霊寿へ向かう途中に趙国の廉頗将軍に敗れました。李善が負傷して水を求めて山間をうろついていたときに、人食い熊に襲われていた李長を助け、その縁で李家村にすむようになります。

李信誕生から三歳までの間、秦国の王齕(おうこつ)軍は野王→上党地方→長平と進撃します。長平では廉頗将軍に阻まれますが、廉頗将軍は仲の悪かった郭開に失脚させられ、代わりに来た将軍は負けて、趙兵四十万が坑されます。

李信五歳のとき、趙国の人質になっていた秦国の公子嬴子楚が邯鄲から逃亡します。邯鄲から故郷の咸陽へは南回りが距離的に近いのですが、諸国が軍事衝突している緊張地帯を抜けるのは至難であろうと、北回りのルートを取ります。途中で趙国の李牧将軍が嬴子楚を見つけて追跡しますが、匈奴の血が騒いだ李善に斬られ重傷を負います。助けた李善は、邯鄲に残った嬴子楚の妻子の護衛を頼まれ、一家で旅立ちます。

この地図で物語がイメージしやすくなれば幸いです。



大きな地図で見たい方はこちらのリンクから→誕生から五歳までの地図

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2015-03-29

呂商店の支店

 呂不韋(りょふい)は呂商店の店主で、本店が濮陽(ぼくよう)にあります。支店は各国にあり、それぞれ呂不韋が実力を認めた有能な番頭が店を預かっています。
 本書で登場する支店と主な出来事を書いておきます。

●邯鄲(かんたん)支店 番頭:尉律(うつりつ)
 尉律は、嬴子楚(えいしそ)とその家族を護ります。信陵君と趙姫の間にできた不倫の子に繚(りよう)と名をつけて自分の子として育てます。尉繚の育ての親ということになります。
●沙丘支店 番頭:?
 李信一家が李家村から夜逃げして邯鄲へ向かう途中にここでお世話になりました。ここの番頭が親切で沙丘宮の見物をお膳立てしたことが歴史に大きな影響を及ぼすことに・・・
●単父(ぜんほ)支店 番頭:呂文
 呂文は呂不韋の甥で、要衝の地である単父を切り盛りする実力を認められています。若い時に邯鄲支店を訪れて、樊噲(はんかい)の養子縁組をまとめています。壮年になって咸陽支店を訪れて嬰姫(えいき:九泉玄女)を見初めて連れ帰り後妻にしています。老齢になり、娘を劉邦に嫁がせて呂氏の繁栄を確たる物にします。
●咸陽(かんよう)支店 番頭:?
 表立っては動いていませんが、嬴子楚(えいしそ)が王になれるよう賄賂工作をしています。
●大梁(たいりょう)支店 番頭:?
 尉繚は10歳から大梁支店に住んで兵家塾へ通いました。
●臨淄(りんし)支店 番頭:徐福(じょふく)
 徐福は斉国の重臣の買収工作に従事し、そのおかげで斉国はあっけなく滅びます。後に始皇帝の密名をおびて東の海へと出かけていきます。



大きな地図で見たい方はこのリンクで→呂商店の支店

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2015-08-16

李信六歳~十歳までの地図

以下、六歳~十歳のあらすじです。

 李家村から夜逃げした李一家は、まず沙丘で1年過ごし、それから邯鄲にたどり着きます。邯鄲では呂商店の番頭から趙姫とその息子の護衛を頼まれ、李一家は住み込みで護衛やら息子の面倒を見ることになります。
 咸陽では、嬴子楚(えいしそ)と楚姫の間に成蟜が生まれます。
 沛で劉邦と盧綰(ろわん)が生まれます。
 李牧は怪我の養生のためしばらく李家村で過ごしますが、趙王に召されて軍職に復帰し、雁門関で匈奴十万を屠ります。
 邯鄲で樊噲(はんかい)が生まれ、呂商店単父(ぜんほ)支店の番頭呂文の紹介で、沛の肉屋へ養子として出されます。




大きな地図で見たい方はこのリンクで→李信六歳~十歳

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2016-02-21

李信伝異聞 11歳~14歳

以下11歳~14歳のあらすじです(時間順序不同)。
 李信が邯鄲で楊端和と出会う。
 嬴子楚(えいしそ)が秦王となり、嬴政(えいせい)が太子となる。
 嬴政は李信と楊端和を連れて秦の国都咸陽へ行く(野王、安邑経由)。
 廉頗が趙の丞相として返り咲き、燕軍を撃退した上、逆に燕の国都薊(けい)を包囲する。
 韓の国都新鄭(しんてい)にて、宰相張平に子が生まれ、張良と名づける。



大きな地図で見たい方はこのリンクで→11歳~14歳

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2016-03-20

蒙驁(もうごう)の快進撃

 嬴子楚(えいしそ:第30代秦王)は、即位するとすぐに蒙驁を将軍として取り立てます(紀元前249年)。
 蒙驁は期待にこたえて、その年の内に 鞏(きょう)→成皋(せいこう)→滎陽(けいよう)と落とします。
 さらに翌年(紀元前248年)前半には、高都(こうと)→汲(きゅう)を落とし、後半には、楡次(ゆじ)→新城→狼孟(ろうもう)を落とすという大活躍(本書籍の文中および巻末に記載の新城の位置が間違っておりました。後で正誤表に記載します)。
 長子は王齕(おうこつ)が落としますが、このあたりの理由は本書を参照ください。

 この年(李信15歳)、咸陽において楚姫が嬴政(えいせい)を暗殺しようとしますが、李信に気づかれて失敗します。


大きな地図で見たい方はこのリンクで→15歳

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プロフィール

浅水伸彦

Author:浅水伸彦
李信の小説を読みたいのになかなか出てこないので、自分で書いてしまいました。

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